2020.11.30
「ダイヤモンド ネックレス 宝石 買取りました」
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「ダイヤモンドの買取をしているお店ってたくさんあるけどれど、たくさんあり過ぎてどのお店にいけばいいかわからない。」
というお声本当によくお聞きします。そこで、野村質店ではどんな風にダイヤモンドの査定をしているか説明させていただきます。
実は、ダイヤモンドの見方(評価方法など)は、基本的にはみんな同じことが多いです。その見立てを元に、相場から査定額を算出します。ポイントは二つです。
ダイヤモンドの評価基準も長い年月の中で、少しずつではありますが、移り変わりもありますので、昔と今では変わってきています。相場も、国内のみならず、世界での取引が基準となりますし、金やプラチナほどではありませんが、変動もあります。トレンドもあります。ダイヤモンドの取引相場として、現在最もメジャーなものが「ラパポート」と呼ばれるものです。
宝石査定において、ダイヤモンドと、その他の宝石と圧倒的に違うのは、現在、ダイヤモンドには、明確な評価基準が存在するということです。その評価基準というのが「4C」と言われるものです。
1950年代以降に、アメリカの宝石学協会( GIA )によって、広められていった考え方で、現在世界中で、取引などにも使用されています。以下で説明する、4つの頭文字である、Cを組み合わせたもので、表しています。ただし、全て4Cだけで決まるわけではないのが、ダイヤモンドの面白いところです。例え、同じグレーディングの4Cでも、グレーディングには幅もありますし、最終的には、実物をしっかり見て総合判断いたします。
大きいダイヤモンドの方が査定額も高いの?
基本的には、その通りです。同じ品質のダイヤモンドがあるとすると、大きいサイズのダイヤモンド方が高くなります。ダイヤモンド及び宝石の質量を、表す時に使用するのが、カラット( CT )という単位です。
ちなみに、なじみのある単位に置き換えると、1CTは、0.2gです。ですので、細かいダイヤモンドがたくさん入った 1CTも、一粒のダイヤモンドで 1CT も同じ 1CT( = 0.2g )で表します。
ダイヤモンドは、一般的に、透明なイメージをお持ちの方も多いと思います。また一般的なダイヤモンドは、無色透明な方が評価が高いとされています。ですが、ダイヤモンドは天然鉱物ですから、その生成過程で、様々なことが起こります。そういった原因で、黄色や茶色を帯びることがあります。
それらをアルファベットの D ~ Z の順に、グレーディングしていきます。Dカラーがもっとも無色透明に近いものとされます。それとは別に、カラーダイヤモンドというものも実在します。イエローやピンク、ブルーにレッドまで存在すると言われていますが、なかなか一般に出回るような品物ではありません。またカラーダイヤモンドは、人為的な処理が施されているものも多いので気をつけなければいけません。
ルーペや顕微鏡で何を見ているの?
もちろん様々なことを見ているのですが、ダイヤモンドの場合、特にキズを見ています。ダイヤモンドのキズとは、その石の生成過程で出来た、インクルージョンと呼ばれる、石の中に内包されたキズや異物。そして、ブレミッシュと呼ばれる表面に見られる欠けや割れなどの総称です。
これらのキズを見るのに使われているのが、10倍ルーペです。10倍ルーペの見え方で、キズの数やサイズ、色、見え方、場所からクラリティを判断します。
クラリティは、上記の表の、左側になるほどキズが少ないことを表します。表の一番左「FL」は、フローレンス、一番右「I」は、インクルーデッドを表しています。
ダイヤモンドって、形に違いがあるの?
一般的なダイヤモンドの形のイメージというと、上から見たときに丸くて、横から見ると、上側は、少し台形のようになっていて、下側は、三角の様な形が多いかと思います。この形を、ラウンドブリリアントカットといいます。ダイヤモンドは、その組成上、原石は八面体の形に形成されます。そこから大きさを残して、かつ輝きがあるように計算されたのが、ラウンドブリリアントカットと言われる58面体です。また、同じラウンドブリリアントカットでも、そのカットの良し悪しがあります。カットグレードは、上記の表の左に近づくほど、きれいなカットを表します。
カットグレードは、ダイヤモンドのプロポーションとフィニッシュから総合的に判断されます。プロポーションとは、ダイヤモンドの各所の縦横高さなどの比率です。フィニッシュは、ポリッシュ(研磨状態)とシンメトリー(対称性)の項目からなります。
ラウンドブリリアントカット以外の形にカットしたものを、ファンシーカット(ファンシーシェイプ)と呼びます。例としては、ペアーシェイプ・オーバル・マーキス・ハート・テーパー・バゲット・エメラルドなどなど結構たくさんあります。
4C以外にもダイヤモンドの評価に影響のあるものはあるの?
ダイヤモンドの鑑定書に関して、主に上記 4Cのことが記載されています。その他にも、蛍光性(FLUORESCENCE)に関する記載があります。現在では、これもダイヤモンドの評価を左右します。
蛍光性とは、ダイヤモンドに長波紫外線を当てると、青白や黄色、緑などの光を発することがあり、その事を指します。また蛍光性にも強弱があり、上記の表で右に近づくほど強い蛍光反応を表します。
その他にも、ダイヤモンドの元々のくもりなどは鑑定書には記載されませんが、評価に影響します。また天然ダイヤモンドに、人為的な処理がされた形跡などがあると、大きく評価に影響します。
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長年京都で、商売をさせていただいております。ダイヤモンドの取扱実績も多数あり、リピーターの方もお取引いただいております。査定は無料です。
ダイヤモンドをはじめ宝石にもトレンドや相場の変動があります。またそれは国内にとどまらず、海外の影響も多分にあります。例えば、このあたりのグレードなら、欧米向きとか。そんなことも意考えながら、売り先を選んだり、また売り先から、そういう情報を集めたりしています。
汚れているダイヤモンドなどで洗う必要のあるものならば、洗浄します。各種鑑定器具も用いて査定します。デザイン性もしっかり評価します。
鑑定書をなくしてしまったのですが、じっくり査定してもらって買取してもらえました。説明も丁寧で、納得して売却することが出来ました。
母の遺品整理で、査定をお願いしました。メッキのアクセサリーからダイヤモンドまで新旧様々な品物を見てもらいました。量も多かったのですが、一つ一つ見てもらえて、とても助かりました。
最初は、査定だけお願いしたのですが、後日売却しましました。はじめは売るかどうか迷っていたので、ありがたかったです。
野村質店に、ご来店いただくお客様は、様々です。他のお店で見てもらったけど、本当に適正な見立て・価格なのか不安で来られる方。「遺品整理」で、値打ちがわからない方や、「生前整理」で、処分方法を検討中の方など。
売却というと、言ってしまえば換金、ただそれだけの行為かもしれません。
ですが、そこに至るまでには、様々な「思い」が含まれていることも多いです。
なので、売却される際は、価格はもちろんですが、気持ちも納得してお売りいただけるように努めております。
大手加工業者様と直接取引出来ますので、仕上がりも納得の品物です。立て爪のデザインの指輪など、もうする機会のなくなったものを、普段使いのしやすいネックレスにしたり。そのままでは、デザインの古いものを、リフォームして、お孫さんや娘さんにあげたり大変ご好評いただいております。ご相談は、お気軽に。